Techinique


     

木版画は主に4種ある版画のテクニックの一つです。

文字通り「木」を版として使用して三次元世界を二次元に表現していきます。

一般的に「銅」を版に使用したものは銅版画、シルクを版に使用したものはシルクスクリーン、石を版に使用したものは石版画(リトグラフ)と呼ばれています。

 

その木版画にも水性の絵具を使用したもと油性の絵具を使用したものがあります。

また、一枚の版に一色で摺ったものや多数の版に多色で摺ったものがあります。

摺り方にも平坦に摺ったベタ摺りやグラデーションをつけたぼかし摺りなどがあります。

 

ここでは実際に作品に使われている技法の基礎を解説いたします。

 

基礎編


まず 下絵をカーボン紙で転写して彫刻刀を使って彫ります。

そして絵具を平たく伸ばして和紙を乗せバレンで圧を加えて摺ります。

これが基本中の基本作業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木版画を作ろう』宮山加代子(阿部出版)より写真引用